This project is for a competition to design an Indian heritage museum in Singapore.
The aim of the concept was to create a building that houses all aspects of the brief with a unique look quoting from Indian culture. One good example is the main facade which has stairs connecting the different levels. These stairs are ordered in such a way that they refer to the famously stepped wells of Rajasthan in India. A local Singaporean Indian artist was asked to do the mural painting.
RAINBOW SHADOWS
SINGAPORE [SG]
プレイスメイキング
ウォーミング・ハット '20
ウィニペグ [CA]
冬の寒い朝、「ダイアモンドダスト」と呼ばれる現象が見られることがあります。これは空気中の水蒸気の小さな粒の結晶です。現れ、きらめき、また消えます。インスタレーション「EPHEMERAL」は、このような一瞬で消えてしまう幻想的な冬の美しさを認識してもらうことを目的としています。
「EPHEMERAL」はカナダの原住民が住んでいたティピーテントに着想を得たリシプロカルタワーで、塔の構造部材をターポリンが覆っています。ターポリンの外側は、グローペイントで描かれた原住民のパターンが施され、夜になるとこのパターンの光が浮かび上がります。内部には、何枚もの氷のパネルが見えにくい素材の釣り針と釣り糸で吊り下げられ、大きなシャンデリアを作り、空中でゆっくりと回転します。このゆっくり動く大きなシャンデリアの後ろから照明が当てられ、ターポリンにキラキラと光や虹が映し出されます。ここに来た人たちは、ベンチに外側に向かって腰をかけ、ターポリンに映し出される「EPHEMERAL」な(=儚い)光の遊びを静かに楽しみます。
氷のパネル1枚1枚には、地元の植物の種が水と一緒に凍っており、春になって氷が溶ける時に地面に落ち、花を咲かせます。これがこのインスタレーションの、一時的で儚い「EPHEMERAL」な性格を強調しています。